天窓の家
敷地は、道路に対して奥行き10m以上の細い路地の先にありました。このような特殊な地形も工夫次第で活かすことができます。日当りの悪い壺型の土地も優しい明りが降り注ぐ空間に、狭く見える路地も明るく楽しげな小路になりました。
2階は天窓により採光を最大限確保しましたが、直射光が強すぎないよう、天井を高く設計しました。部屋の色調を白に統一したことで、光の反射や陰影を楽しむことができ、曇りの日でも照明無しで十分明るい空間となりました。
路地には飛石のようにレンガを配置し、両端には植栽スペースを設け、楽しげな雰囲気作りを意識しました。
追記:記事の紹介です。https://www.hasebe.com/kenchiku/voice/n_tei2.html
住宅設計―天窓の家―